やっぱりGeländewagen | GARAGE MARIO

GARAGE MARIO

2018.03.12BLOG

やっぱりGeländewagen

少しずつ春を感じる気候になり、ワクワクしているGARAGE MARIOです。

以前にもご紹介をしたメルセデスベンツGクラス、通称「ゲレンデ」。

今度はポーラーホワイト、5.5L V8 387PS「白い550」が入庫しました。

2015年モデルですが走行距離はなんと4,200km!内外装ともに驚くほど綺麗な状態です、ほんとうの極上です。

内装はサンドカラーのdesignoナッパレザーの質感が素晴らしく、
シートのブラックのアクセントステッチとドア内張りのギャザー仕上げでエレガントな雰囲気です。

メルセデスのクルマですから、設計の古いゲレンデでも安全装備はモチロン、ドライバーに有用な最新装備は全て揃っています。

スライディングルーフも標準装備されているので開ければ運転中の気分転換になります。

単純明快なラインの箱型のボディスタイルは時代を超越した実用優先のカタチで、
もはや博物館に永久保存しても良い程のデザインではないでしょうか。

1979年から何度も改良されながら38年間も造られている、昨今のクルマが失った丈夫な骨格を持つ鉄人の様なクルマです。

ドアの開閉、ステアリングの手応え、芯のある乗り心地…
どれもイマドキの電子制御で得られる快適さと真逆の感触で、
Gクラスのオーフローダーとしての本質とかつてのメルセデスの本気をヒシヒシと感じます。

2018年の今、ヴィンテージと呼べる程のクルマを新車で買えるという事が奇跡だと思います。

他のクルマでは得られないゲレンデ特有の特徴が多くの人を惹きつけている事が続投を支えて来ました。

ファッションでもウンチクでもなく、ゲレンデの素質に惚れ、911やMINIの様に皆から永く愛されるクルマとして、まだまだ現役です。